外遊帳 2013 春

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6月30日(日) ウミアメを釣りに

先日ちゃりだ〜さんから、荷物が届いた。
あけると、明太子と鯛茶漬けとキャベツうまだれが入っていた。
やった〜!すご〜い!ありがとう!!!

5月にウチに来た時に、娘が明太子が好きだというと、じゃあ送りますって言ってくれていたのだけれど、本当にすぐ送ってくれた。うれしいなあ。
明太子は、さすが本場という美味しさで、娘は大喜びで食べていた。
私が一番うれしいのは茶漬け。だけど、もったいなくてまだ食べていない。


ちゃりだ〜さん、ありがとうございます!めっちゃうれしい。


粒のキメが細かくて、美味しいんですよ。

朝娘たちと犬の散歩に行った。
「川に寄ってもいい?」と、上の娘。
そのうち、
「足だけ入ってもいい?」
「ズボン濡れてもいいよね。」
「あっ、シャツもちょっと濡れちゃった」
とエスカレートして行き、気がつくと、娘は川で泳いでいた・・・。
たいした娘だよ、あなたは。

犬のマーチも、去年よりも水に対して抵抗がなくなったようで、何度も川を泳いで渡っていた。
犬も娘も水が好きで怖がらないのは、私の影響なのかなあ。

下の娘が河原で転んで石で腹を強く打って、苦しんでいたので、「もう帰ろう」と行ったら、
「じゃあ、あと一回だけ流されてもいい?」
と言う。
「1流され」というのは、新しい単位だな。

帰りに川を渡っている途中、私も滑って転んで左足の親指の付け根をしこたま打った。
家に帰って見てみると、ちょっと腫れていた。午後からまつさんと釣りに行くことになっているけど、大丈夫かな。


人もいないし、海もきれいなのに、魚がいない。残念。

昼過ぎにまつさんが家に来て、すぐに海へ向かった。
海は澄んでいてゴミも少なく、いかにも釣れそうだった。
釣り始めて30分後ぐらいに、1尾釣れてくれたので坊主は回避できたけれど、その後はさっぱりだった。
もうちょっと魚がいないとさすがにつまらん。


唯一釣れた魚は、40cm半ばぐらいかな。


あたりもなかったという彼の背中はなんだかちょっと哀愁が漂っていた。

天候が良く、気持ちの良い釣りではあったが、午前中にけがをした左足が痛くて、歩くのがしんどかった。
やっぱり足が痛いので、帰って靴下を脱いでみると、やっぱり結構強く打ったようで、赤黒く腫れていた。

まあ、なんにせよ、今年もウミアメシーズンが始まった。


帰って靴下を脱ぐとと、こんな感じになっていた。


6月16日(日) 久しぶりにまつさんと遊んだ。

まつさんと久しぶりに釣りに行った。
午前中だけ、まつさんの家の近くの川でニジマスを狙った。

ハイシーズンの晴天だけに、ポイントポイントに車が停まっていた。

そのせいか知らないけれど、魚の出は今一つだった。

アタリの数の何倍かをバラシて、キャッチできたのは片手で足りるほどだった。

暑かったし、そんなに釣れないし、釣れても小さいし、花粉症で目がかゆかったけど、とても楽しかった。

夕方には、まあきち亭にまつ家を呼んで、パーリーに突入した。

なぜか、まつさんに、新たに子どもが二人できていた。なぞ。


なんか、ふたまわりくらい大きくなっていたような気がしたなあ。


そんなまつさんに似たニジマスが何匹か釣れた。

6月2日、3日 道北へ

2日は、2:30に起き、4時に出発。
6時間かけて釣り場に到着し、6時間釣りをしたが、サクラマスが何本か釣れただけで終わってしまった。

初めに入ろうと思ったポイントには車が停まっていたので、別のポイントに行った。
そこには人の足跡はなかったので、先行者はいないようだ。
最初のポイントで、イトウらしき魚影が追ってきた。
次のポイントでは、サクラマスがヒットした。
魚っ気があるので、釣れそうだと感じたが、その後はさっぱりで、1,2度イトウの追いがあったものの、ヒットには持ち込めなかった。
ぬかるむ原始の川を6時間も歩いたので体はくたくただった。途中からは雨も降って来た。
川を出てから車までは1時間ほど歩かねばならなかった。

車に乗り込み、夕飯の買い出しにコンビニに向かった。近くのコンビニもあったが、なるべく次の日に予定している河川に近いコンビニの方が良いと思って、先のコンビニに足を伸ばしたら、潰れていた。
もと来た道を戻り、30分かけて、別のコンビニで夕飯を手に入れた時には、もうひどく疲れていた。ビール1缶すら飲みきれないほどだった。そのまま車で眠ることにした。



サクラマスがうるさい。色々なポイントで追いが見られた。

次の朝、3時前に起きて、4時には昨日とは別の河川で釣りを始めた。
今日は、どうしても釣りたい。かなり無理をしたスケジュールの中で釣りに来ているのだ。
釣れなかった時のダメージは、計り知れない。

しかし、そんな私の思惑などあざ笑うかのように、昨日以上に魚の出は悪かった。
結局、最初の川ではサクラマスが1,2匹相手をしたくれただけだった。
脱渓して車まで戻った時点で8時を回っていた。あと1カ所は行けるが、どこに行くか。


熊の足跡。今回は2カ所で見つけた。

近くにもいくらか知っているポイントはあるが、昨日今日の出の悪さを考えると、大きくポイントを変えた方が良さそうだ。しかし、移動距離が長くなれば、それだけ釣りのできる時間は減ってしまう。どうする。

結局、大きくポイントを移動してやってみることに決め、車を走らせる。移動時間がもどかしい。
9時過ぎに目的の川に着き、釣り始めるが、ここではイトウどころかサクラマスの影すら見えない。
こりゃだめっぽいな。嫌なイメージが頭に浮かぶ。

倒木で川がせき止められて、小さい落ち込みになっているポイントに下流側から何度かルアーを投げ込む。1級のポイントに見えたが、追いもない(ノーポテイト)。
その倒木の上流にまわりこみ、白泡の先に数m投げ込み、落ち込み直下にミノーをステイさせると、倒木下から、イトウが大きな口を開けて浮上し、ミノーをがっぷりとくわえて反転した。
反射的に合わせると、グッと重みが竿に掛った。ヒットだ!
たった2,3mしかラインを出していなかったので焦ったが、それほど抵抗することなく近くの岸に誘導することができた。

無事にとりこんだ魚は71cmあった。
嬉しかった。昨日家から車を走らせている時には、もっと大きな魚を釣っている妄想を抱きながら運転していたが、もうだめかとあきらめかけていたところでのこの1尾は、本当に嬉しかった。




さて、安心して釣りを続けてたった、5分後、30mほど上で、さらにもう一尾のイトウがヒットした。


今度のは62cmあった。

それから、すぐに釣りを止め、車まで戻り帰路についた。
行きは6時間かからないくらいだったのだけれど、帰りは7時間30分もかけて帰った。
眠くて眠くて、2度ほど仮眠をとった。

5月26日(日) カワアイサ

以前から一度は見たいと思っていた、カワアイサの親子。
ずっと見ていても飽きないほど可愛かった。












乗り過ぎだと思う。母さん大変。

5月18日(土) 久しぶりの陽射し

なかなか気温があがらず、どんよりとした肌寒い日の続いた北海道だったが、今日は久しぶりの晴天であった。

そんないい天気の中、仕事って言うのは勘弁してほしいが、午前中だけの勤務なので午後からは、山へ鳥を見に行った。

今日のターゲットは、クマゲラとオオルリ以外の青い鳥だったが、どちらもスカだった。
青い鳥は、コルリらしき小鳥はチラッと見かけただけだったし、、キツツキはアカゲラ、コアカゲラ、オオアカゲラ、コゲラ、ヤマゲラと5種も会ったのに、肝心のクマゲラは声も聞けなかった。

けれど、午後からの数時間にしては、たくさんの鳥に出会えたし、行者ニンニクも採ることができたので、良しとしよう。










5月12日(日) 春雨ラストと春の鳥

11日(土)に親戚の結婚式があった。
スナップのカメラマンを頼まれていて、野外での新郎新婦を撮っていたら、オオルリを発見した。
で、新郎新婦をちょっと放っておいて、オオルリを2,3枚。
撮った写真はメディアごと、親戚に引き取られたから、私がオオルリに浮気をしているのはバレテしまうのだけれど、それはそれで、いいんです。幸せの青い鳥なんだから。言いワケは立つわけです。
結婚式、披露宴とも気持ちの良い時間だった。
この手のものは、あまり好きではないけれど、今回は良かった。
終始あたたかい雰囲気で、参加者みんなが夫婦を祝福しているのが良かった。
1月に一緒にワカサギ釣りに行った夫婦なのだけれど、彼らが皆に愛されているのがわかる式だった。
突然テーブルスピーチを当てられて、シドロモドロにどうでもよい話をしてしまった。
後から、こんな話をしたらウケたかなあ、などとひとしきり後悔した。

翌12日、早朝から起き出して、先ずは大河の河口に出撃するも、ちびアメが少し釣れただけだった。
先週、チビばっかりしか釣れないと愚痴ったら、そこにいた釣り人が「釣れるだけましだ」と言っていたが、その通りだと思った。
春雨の中で釣ったこのアメマスで、春アメはラストだ。


小さいアメマスが、ちょっとだけ釣れた。

さっさと諦めて、鳥見に切り替えた。
結婚式で見たオオルリを探しに行ったが、この日はいなかった。
けれど、これまであまり観察の機会にめぐまれなかったクロジをじっくり見ることができたし、いつもは警戒心の強いツツドリが私に気付かずに、すぐ近くにとまったりした。



いていないとカッコウと区別がつきづらいが、これはツツドリ。ミミズに夢中だった。


オオルリも十勝にやって来た。幸せを運んで来ておくれ。


クロジも縁起がいい。黒字。



5月5日、6日  釣り日和と非釣り日和

5日はたま〜に小雨が降ったが、釣りをするには問題ない天気だった。

でもねえ。

やっぱりねえ。

しかたないよねえ。

子どもの日だもの・・・。



アスレチックをやって、ゴーカートに乗って、ボートに乗って、フリスビーをして、野球をして、もう一度アスレチックをして・・・。
楽しいなったら、楽しいなっ・・・。

帰ってから、唐揚げを作ったりしつつ、「明日釣りに行っても良いですか」と交渉すると、「午前中だけなら可」とのありがたいお言葉。「良しっ!」とすぐに5分で風呂に入って、目覚ましを3時にセットし9時に寝た。

翌朝、目覚ましの音を待たずに2時半に目を覚ますと、雨の音。
テレビを付けて天気予報を見ると、1日雨か雪だという。最高気温も4度ぐらいだと。

えーそりゃないっしょー

しかし、行かないわけにはいかない。こういう時は、いつもの格言「川の中には雨は降らない」である。

3時半に家を出て車を走らす。河口に向かう最中、フロントガラスをたたく雨の粒がいつの間にかビシャビシャと、湿った雪が当たる音に変わっていた。

この日、ずっと雨か雪が降っていた。
最初は、「寒いといっても真冬のアメマス釣りと比べれば、どうということはない」などと思っていたが、湿った雪が襟から入りこみ、上着もウエーダーの中もびしょびしょになってしまい、おまけに風も強くなってきたものだから、寒さは尋常じゃなかった。
帰ってからアメダスを見てみると、釣り場の気温は、AM7:00で0.5度、釣り場を後にした11時でも1.1度しかなかった。

ほらね、ちゃりだ〜さん、一昨日は楽園のような暖かさだったのですよ。
やっぱ、昨日、釣りに行ってれば良かったなあ〜。


人が少ないのは良いのだけれど・・・。というか、こんな日にも他に釣り人がいたことが驚き。


釣れるのはこんなサイズばかり。


小さいアメマスは、尾びれが真っ黄色だった。


最後にこんなのを釣って終了。ちゃんと口に掛っているのがすごい。ヤツメの稚魚だろうか?

そんな中、なぜ釣りを続けたかというと、でかいのが釣れなかったからだ。

魚自体が全く釣れないなら諦めもつくのだが40cmぐらいまでのはそこそこ釣れるから、せめて1尾ぐらいは強烈なヒキを味わいたいと粘ってしまった。

体の震えが止まらなくなり、指先の感覚が全くなくなった11時に、釣りをやめて家に帰った。

車にもどるとちゃりだ〜さんからメールが来ていた。

「最終日に雨でザマミロ気分です(笑)」

なんですと〜! 
ザマミロですと〜!


十勝は雨じゃねえよ。
雪だよ〜!!




帰ってすぐに風呂で体を温めると、午後からは、娘と約束していた「壁登り場」へ向かった。
最近ウチの近所にクライミングジムがあることが判明し、そういうものに目がない娘に連れて行けとせがまれていたのだ。

初めてやったが、なかなか楽しかった。
娘は、初めてとは思えない登りっぷりだった。
その日、なかなかゴールまで登れなかった壁を15度目かそれ以上の挑戦で最後に登りきった時には、見ていた周りの常連さんから拍手が出ていた。

私にはその壁は登れなかったが、それよりも明日、仕事できるかなあ。


娘は、ハマりにハマって、帰りたがらなかった。うん、また行こう。


5月4日(土) 九州から友だちが来た。

北九州のちゃりだ〜さんと、1年ぶりの再会を喜び合った。
その喜び酒の余韻(二日酔い)を若干感じつつ、朝5時に家を出て、いくつかの釣り場を巡った。


なかなか良い天気の大河河口だったが、アザラシさんに邪魔されて、とっとと退散した。

大河河口と山の川と里の川に行ったが、大河河口が良かった。

朝一に入った左岸では、アザラシが足にじゃれついてきただけでアタリはなかったが、山の川の後、昼ごろから右岸に入って、数本のアメマスを釣った。

ちゃりだ〜さんは、50cmほどのサクラマスも釣った。
リリースする魚を、「頂戴持って帰るから」って言いたかったけど、ぐっとがまんした。
私が釣ったアメマスは3本だけだけど、最後のアメマスは60cmあって結構引いた。
ウミアメほどではないけれど、春や秋のアメマスよりはずっと引く。ほぼウミアメってことで、「ほぼアメ」と名付けた。


でっかいアメマスを掛けたと思いきや、まさかのサクラマスだった。ダブルヒットだった。


すでに砲弾と言われる魚体になっており、抜群の引きをしてくれた。


対岸で昼寝していたのは、朝私の足にじゃれついたアザラシか?


最後に寄った里の川へ流入する河川に、何万という鮭稚魚がいた。
川が真っ黒になるほどいて、ルアーを流すと、フックに掛ってしまう。前後フック両方に掛って、ルアー釣りなのに、ダブルでゲットなんていう状況になってしまった。

本日の釣果で一番たくさん釣った魚は、鮭稚魚だ。


ルアーよりも小さい。      

夜はちゃりだ〜さんとウチの家族で平和園に行った。もう一泊していかないかと提案したが、昨年同様そのまま次の日の釣り場に向かってしまった。

ちゃりだ〜さんは、大河河口を寒いと言っていたが、わたしはこんな暖かく釣りやすい日はないと思っていた。出るサイズも大きくて、近くの釣り人たちは60UPを連発であげていた。私も60を釣りあげる前に、もう少し大きな魚をかけてばらしている。

GWに河口で釣れたのはいつぶりだろうか。明日も行きたいなあ〜。でも、行ったら、家族になんて言われるかな〜。でも、こんなチャンスめったにないんだよなあ。朝から夕方まで釣ったら、でかいの何本でるかな〜。という気分の4日の夜であった。晴れたら遊びに連れて行くということに一応なっていたが、実際に5日にどうしたかは、次回UPまでもったいぶってみよう。
釣りに行ったと思います?
思わないですよね〜。


4月29日(月) 下見2

同僚と十勝川をカヌーで下る約束をしていたのだが、低温と強風で諦めた。こんな時に川に繰り出したら沈して死ぬ。

それで、一昨日とは別の山に入った。もしも友人が「十勝のオショロコマを釣りたい」なんて言った場合に備えての下見だ。
小さい渓で、オショロコマを2匹釣った。
下見なのでこれで十分だ。


ちゃりだ〜さん、こんなのどうですか?


場所を変えて、ニジマスを狙ってキャストしたら、流れの中からなんかルアーに絡まって戻って来た。
何だろうと思ったら、自分の竿のトップガイドだった。
竿先が折れたのだ。
えーショック。なんもしてないのに。
PEラインが変な風に絡んでいたのかなあ。

帰りに釣り具屋に行って直してもらったら、1580円のルアーと合計で、2520円した。
「ありがとうございます」なんて、客のくせにお礼まで言って店を出たが、修理代が940円って半端じゃない?
それに、折れた先に別のトップガイド付けただけなのに高くない?
レシートもくれなかったから、よくわからないけど、前に直してもらった時には500円くらいだったような気がしたんだよなあ。
まあ、いいけど。

4月27日(土) 下見

4月から職場が変わって、何かと忙しくしている。が、GWは一応ヒマ。
アトは家族からの要求をどうくぐり抜けるか、である。

GW後半には九州から友人がやってくる。
これは下見をしておかなければと、家族を放り投げて、地元の河川の河口を目指す。

現地に着いたらすごい風。
岸際でどうするか迷っている軟弱な釣り人が2グループほど。
対岸からディープにウエーディングしながらがんばってる釣り人2名。
5分眺めて、諦めて帰る釣り人1名(ボク)。

あちあらこちらに、まだ雁が居座っており、例年よりちょっと季節の移り変わりが遅いような気がした。
でも、期待していなかったハクガンが見られて良かった。
ちょっと前までは、シーズンに10羽とかそのくらいしか飛来しなかったハクガンだが、ここ数年で飛来数がとても増えた。
この日、ざっと数えて80羽以上。この増加はどう考えるか。なんて言って、なんも考えないんだけど。


ハクガンがたくさん来ていた。


イカルチドリ。シギやチドリもたまには写真に撮ろうと思う。



山に行くと、例年このぐらいに開くはずのゲートが未だしまっていて、先に行けないので、その辺で普通の鳥を普通に撮った。これもまた、楽しい。

ん?釣りの下見にならなかったな。